人体のシミといえば、汗による黄ばみが代表例ですが、他にも血液やオシッコ、大便、嘔吐のシミなどがあります。汗の黄ばみはクリーニング店に依頼することが出来ますが、オシッコや大便、嘔吐などは衛生上の問題でクリーニングには出せません。
自分で何とかしなくてはいけませんが、簡単には落とせない場合が多い。汗の黄ばみ、血液のシミも手ごわいですよ。
もしも血液が衣類についてしまったら、乾く前が勝負です。血液は一度乾いてしまったら、しみ抜きの難易度は格段にアップしてしまいます。血液がシミとなるか否かは乾く前の迅速な対応によって結果が大きく左右します。もし血が服についたら、水道水で流す!これだけで9割の血液は落とせます。
汗のシミは厄介です。汗は透明で分かりずらく、その汗をかいた服を洗わずにクローゼットに収納しちゃうと、数か月後に出して見たら黄ばんでた!そんなケースは誰もが経験したことがあると思います。この黄ばみも早い段階であれば落とせるけど、年数が経過し変色するとシミ抜きで落とすのは難しい。汗が付いた疑いのある服は必ず水洗いが長持ちさせる基本です。
これは常識の範疇で考えるべきことですが、大便や嘔吐が付いた衣類はクリーニングに出しても受け取ってはもらえません。衛生上の問題でNGです。オシッコのシミに関してはグレーですが、残尿などによるシミは渋々受けてもらえるケースが多い。子供のお漏らしなどはNGでしょう。大量の血液もまず無理だと思います。この辺は常識的な目線で考えると誰もが理解できることだと思います。