カビのシミに悩む方は多いはず。特にバスタオルやカーテンに黒い斑点んがあって困ってるなんてことはありませんか?
カビには様々な種類があり、表面的なカビの場合は間単に落ちますが黒い斑点の黒カビに関しては家庭で落とすのは難しい。
薄くすることは出来るかもしれませんが、かなり強いシミ抜きをしないといけません。
【シミ抜きの前に】
シルク・カシミア・アンゴラなどのデリケート素材、ダウン・ブランド品はクリーニングに出しましょう。
これらを家庭で洗うと、シミや汚れが取れても風合いが落ちる場合があります。ダウンは輪ジミになる可能性があるので要注意!
カビは表面的なものは台所用洗剤で落ちます。ただ黒カビは簡単には落ちません。失敗覚悟で、台所用洗剤から漂白までやってみましょう。家庭でする場合に準備するものは、台所用洗剤、液体酸素系漂白剤、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸、そしてマジックリンです。
ここで紹介するしみ抜きは、失敗して衣類をダメにしてしまうかもしれません。また火傷なども注意です。リスクの高いシミ抜きですので、難しいと感じる場合、自信がない場合は実践しないで下さい。それでもカビのシミが落ちる確率は30%程です。
表面的なカビは台所用洗剤で取れる場合が多いので、まずは台所洗剤からやってみましょう。シミの場所に付けて、そして歯ブラシなどで擦らないようにトントンと軽く叩き、それから濯いでみる。これで落ちていれば良いですが、落ちていない場合は漂白剤を使います。
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①何か小皿を用意して液体酸素系漂白剤とセスキ炭酸ソーダを1:1の割合で混ぜます。
②混ぜてペースト状になったものをシミの場所に歯ブラシなどで付け、擦らないようにトントンと叩き浸透させます。
③ドライヤーで加熱させます。
④最後に中和をさせたいのでクエン酸を水に溶かしたものを、しみ抜き剤のついた場所にかけます。
⑤よく濯いだら終了です。もし全く落ちていない場合は諦めましょう。
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薄くなっている場合は、①~⑤までの工程を何度か繰り返すことでシミが落ちる可能性があります。
以上のシミ抜き方法でシミが落ちない場合は、衣類をダメにするリスクを覚悟の上で、カビの場所にマジックリンをかけます。そのまま5分ほど放置し、大きな鍋に80度~100℃のお湯を入れ酸素系漂白剤を入れます。そこにマジックリンをかけた衣類を入れ、5分~10ほど漬け込みます。火傷に要注意!
マジックリンは衣類の染色そのものを壊してしまう場合があるので、染色弱そうな濃色なデザインの衣類にはマジックリンは適していません。さらに温度を加えるとリスクは高まります。ご注意ください。
【参考】白いズボンなどにマジックリンを使用する時、マジックリンの青緑色が白い色に着いて残ってしまったと言う事例があるそうです。私自身は経験した事はありませんが、気になる場合は、マジックリン以外のもので染み抜きするようにして下さい。